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クルクルクル [PALAU 2007]

さて、一眼レフスキャンシリーズもラストになりました。
伊豆の海からの写真を5回続けたので、最後はパラオの海から...

マンタ(オニイトマキエイ)

これは昨年のパラオでの最初の一本目で、潜った直後にマンタが現れたシーンです。
(この固体は2枚とも翼長3mくらい)

カメラ :Nikon F90X
レンズ :SIGMA15mm fish-eye
ストロボ:Sea&Sea YS90DX(Twin)
フィルム:RVP

2枚のマンタが小さな根の周りをゆっくりと旋回してくれました。

マンタって、こうして同じところをクルクル回る習性があるので、
追わずに待っていれば、グルっと回って戻ってきてくれる場合が多いです。

なんで回ってるかというと...
この根(岩)には、クリーナーフィッシュ(ベラ、チョウチョウウオなど)が住んでいるので、マンタが来ると近付いていってクリーナーたちはマンタの皮膚の表面やエラの中、口の中などに入り込み、付着する寄生虫や食べカスなどを掃除します。

根の上を旋回することでクリーナーに合図し、体のメンテナンスをしてもらえるわけです。

※お腹にくっついてるのはコバンザメ。
 マンタの周囲を泳いでる黒くてたくさんある小さな影がクリーナーフィッシュです。

写真のような狭い範囲ではなく、もう少し大きな区域を旋回することもあるので、
その動きを見極めてからダルマさんが転んだ方式(マンタは正面からの接近を嫌うので)で、マンタが向こうを向いてる時に間をつめるのが接近のコツ☆
穏やかな性格のマンタといえども野生の生き物なので、目が合えば警戒されて逃げられますし、
なによりダイバーの吐き出す泡を嫌うので呼吸も最小限に...
そして目を合わさないように。。。

じわじわ近寄って....

どうにか、ここまで接近。

このあとマンタの真正面を撮影しようと企みましたが、私の殺気(撮気)が強かったのか...
違う方に回って行っちゃった。(^^;)

生き物相手だとなかなか思うようになりませんが、
この時上手くいかなかったぶんは、また次回のお楽しみ。

自然と向き合うことを大切に、マンタのようにのんびりとダイビングを楽しまなくちゃ(^^)

パラオ(ジャーマンチャネル)

海しかない地図です。。。(^^;

■■■

そして、今日もまた海に行ってきました。
東伊豆:八幡野のコンディションは...

天気:晴れ
気温:12度
水温:14度
波 :1.5m
うねり:少し
透明度:10〜15m

バレンタインの臨時営業で休みが飛んでましたが、
2週間ぶりの休日...やっぱり海です。(笑)

前回は雪が降り出す天気で車での帰宅にヒヤヒヤしましたが、
今日は気持ちよい青空の中、伊豆の気温が10度を越えたのは10日ぶりくらいだったかな?
浅場では少しだけうねりがありましたがとくに問題なしのレベル。
若干白っぽい濁りがあるものの透明度もよく青く広がる海でした。

今日の画像も整理ができ次第、いつものように順に記事にしていきますね!

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楽園の居酒屋 [PALAU 2007]

夕陽を眺めた後は...
お待ちかねのディナータイムです!!

ディナーっていうか、、、居酒屋ですけどね(^^;)

桟橋でシャンパン飲んで、リゾートに戻ってビール飲んで...
また飲むのかって声が聞こえそうですけど...ええ、また飲むんです♪

パラオといえばシャコ貝。
そのシャコ貝の刺身(手前右)と、さっき見たばかりのギンガメアジの刺身(奥)、
それと...脂ののってない新鮮なマグロ(笑)

ホワイトバランスまちがえて赤くなってますけど、気にせずに(^^;)
シャコ貝ってオレンジ色なんですか??...なんてツッコミは禁止です(笑)

■■■

これはタロイモのなんちゃらあんかけ。

メニューをちゃんと見てないので商品名を忘れてしまった(^^;)

■■■

ココからホワイトバランス設定しなおしました(笑)

カンクン.ホットサラダ

カンクンってのは粘りのないアシタバのような感じの葉っぱで、
あまり野菜のとれないパラオではタロイモと並んで貴重な自給野菜。
それを、軽く炒めて、ピリカラドレッシングをかけたホットなサラダです。

葉っぱを広げてみると、こんな形。

お芋の葉っぱのような感じかな?
朝顔っぽい??

■■■

ハタの姿煮

こいつも,海の中で見てるかも(^^;)
海が素晴らしいところは魚が美味いですよね!!

この居酒屋、パラオに行くと毎回行くところ。
パラオという海もそうだけど、慣れたところって落ち着くんですよね〜
海の中で緊張したぶん、陸ではのんびりくつろぎたいですからね。
  
 
そして、今日は伊豆で潜ってきました。
本日(1/30)の西伊豆:大瀬崎のコンディションは...

天気:晴れ
気温:12度
水温:14〜15度
波:なし
うねり:なし
透明度:7〜13m

ここ数日、厳しい冷え込みが続いていましたが、
日頃の行いがいいので、とても穏やかな天気に恵まれました。(笑)

今日の報告はまた画像の整理が終わってからアップしたいと思います。

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夕焼け空に架かる虹 [PALAU 2007]

PALAU2007の最初のほうの記事で、経由地グアム空港で見た虹のことを記事にしましたが...
虹を渡ってビバパラオ♪ :http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2007-09-08

滞在3日目の夕方にまた虹を見ることができました。

写真の右上の方。
見えたかな?

あの、雲がたくさんある辺りは雨の境目で、雨上がりのような状況なんでしょうね。

※写真中央下に見えてる湖のようなところは小さな島に囲まれた海が入り江のようになってるところ。

夏(私が行ったのは9月上旬)のパラオは雨季にあたるので、
スコールと晴れを繰り返すような毎日。
比較的、虹を見ることが多い季節なんですが、
私の滞在中は毎日カラっとした天気で、雨の気配もなく過ごしてたのに、
この日の夕方だけ怪しい雲が広がりました。

虹が見れたのはちょっとラッキーかな。

しかも、夕焼け色に染まり始めた空で虹を見たのは初めてかも。

虹はほんの数分で消えてしまって、すぐに夕焼け色の雲が広がってきました。

青空も見たし、虹も見たし、綺麗な夕焼けも見たし...

一日に何度空を見上げたかな?(^_^)

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BUD☆BUD☆BUD [PALAU 2007]

記念のダイビングを終えて、リゾートに帰ると...

まずビール☆(笑)
スーパードライ派の私も海外に来るとBUDが多いかな?
というより、このリゾートの冷蔵庫の中はBUDばっかり。。。(笑)

一日、海の中で使ったカメラのメンテナンスをしながら、BUDをグビっと♪
たった今、記念ダイブのシャンパンを飲んできたばかりなのに...(笑)

カメラという精密機械を海の中で使うわけですから、
使用後のメンテナンスも念入りにやらなくちゃすぐに不具合がおきちゃいますから...
そんなことをするのも実は楽しいんですけどね。(笑)

ダイビングの楽しいところは、こういう時間も込みで夢中になれるところかな?

パラオのメインストリートから奥まったリゾートを使ってるので、
窓の外は、ジャングルそのもの。
河口付近にはワニも生息してるらしい...(^^;)

器材の手入れのあとは...そこでまた、景色を見ながらBUDをブシュッ☆

やめられません。(笑)

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100dives in the PALAU [PALAU 2007]

無人島で休憩したあとは、また海の中に...

ソフトコーラルの動きに合わせてゆっくりと泳ぐスズメダイ一家。

浅瀬は太陽の光が拡散して目の前の水が眩しいくらいに輝いています。

中層ではナポレオンの若魚に身を重ねながら獲物を狙うカスミアジ。

サンゴの陰には、いつも可愛いキャンディーゴビー。

いつものパラオのようだけど、いつもと違うのは...

この1本が、パラオだけでの通算潜水本数が100DIVEだったこと。
トータルのダイビングでは、今までに1000本以上潜ってるので約1割程度の数字ですが、
それでも大好きな海での一区切りは嬉しい記念になりました。

記念ダイブを終えて、港に戻ると、
居残り組みのスタッフが桟橋の真ん中で記念の花とシャンパンを用意して待っていてくれました。

記念品を頂いて、一緒に潜った仲間たちと祝杯!!

記念にいただいたのはなぜか、口から血を流した怖い顔のサメの写真を使ったメッセージ入りのフレームです。(^^;)
強者という良い意味で受け取っておきましょう。(笑)

このショップでは2年前にも、通算900DIVE記念をお祝いしていただいたところ。。。
そのときの記事もリンクしておきますね。
900 DIVE:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2005-10-05

周りからお祝いしてもらえるのって特別に嬉しく感じますよね〜♪

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なーんにもない楽園 [PALAU 2007]

パラオでは、無人島でランチするのが毎日のパターン。

この日も2ダイブ終えたあと、いつものように島にダイビングボートを接岸...

島に上陸して、のーんびりとランチタイム。
島に休憩用のイスが少しあるだけで、他にはなーんにもないところ。

何もないけど、ぼーーっとしながら最高の景色を見ることができる場所。

南の島に行くのは、もちろん海の中が目的だけど、
こういう時間がもてるのも楽園と呼べるところならでは。

青い空の下に、白い雲が流れて、青い海が広がって、ゆるやかな潮風が吹いて...

私はやっぱりこの景色が一番好きだな~

海、最高~♪

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人魚姫のウィンク [PALAU 2007]

「ハナゴンベ」

南の島では。。。というより、居るところには普通に居るし、居ないとこでは滅多に見れない、、、
なんだか当たり前のこと言ってますけど。(笑)

つまりですね...

パラオではたくさん居るけど、セブでは居るかも知れないけど私は見たことないし...
久米島ではたくさん居るけど、石垣島では居るかも知れないけど私は見たことないし...

この「居るかも知れないけど私は見たことないし...」っていうのが、
伊豆以外の海での経験の少なさゆえのデータです。(^^;

まぁ、私が感じたままに書いてる記事なので、
私が見たことない場合は「居ない」ということと変らないんですけどね。(笑)

伊豆に多く居るキンギョハナダイを丸っこくしたような愛らしいスタイルが人気の魚で、
名前はゴンベだけど、オキゴンベなどの仲間ではなく、ハナダイの仲間になります。

オキゴンベって??と思った方はコチラ↓↓↓
彼女の秘密 :http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2005-12-28
イルミネーション☆:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2007-06-13

キンギョハナダイって??と思った方はコチラ↓↓↓
孫悟空の残像拳:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2005-02-05
金魚のアクビ:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2007-10-27

ほどほどに深い水深でみられることが多いですが、
見てるとなんだか安心する気持ちになれる魚だと感じています。

気持ちが通じ合えばウィンクだってしてくれます。(笑)

目が合ってもすぐに逃げたりしないし、
逆にこちらの様子を見にきてるような仕草をするからかな?

逃げない=魚との距離感が縮まった...そんな感覚で安心する。
そう思えると、こちらも神経質な近付き方はしなくなりますからね。

もしかしたら、ほんとに人間に興味をもって観察してるのかも。
魚類に対するそういう比喩的な部分が「人魚姫」という本になったのかな〜なんてね(^_^)

人の真似をする野生のサルとか居るし、
野生生物が人の行動を観察すること、興味を持つことって当たり前のことなのかもしれませんね。

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signal [PALAU 2007]

サンゴの多いパラオですが、
ある程度深くなるとやはりソフトコーラル中心になってきます。

いわゆるアクセサリーや置物にもなるサンゴをハードコーラルというのに対して、ムチヤギの仲間やウミウチワなどはソフトコーラルと言われています。
伊豆ではほとんどがソフトコーラルなので、このブログにはたくさん出て来ているので、すでに覚えてくださった方も多いと思います。

サンゴというのはその形状からサカナの隠れ家にもなるし、潮流に乗ってきたプランクトンがサンゴにぶつかって集まるってくるという、魚にとっての「食」と「住」が一緒になった最適な場所と言えます。

そのサンゴがカラフルだと、写真に撮ったとき綺麗な背景にもなるし、魚にとっては住処なのでそこから遠く逃げることもないので、一度逃げても待ってれば戻ってくるので、撮影する側の都合にも叶った場所だったりします。

■■■

赤色の珊瑚
青色の海
黄色の魚

signalサインのような色合いが水中でもとても鮮やか。
敵に見つかっても、このマイホームの中では安全ですから。(^_^)

青だけより、赤だけより、
重ねあわすことでカラフルになって写真にも楽しさが感じるような気がします。

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怖い顔のクマノミ [PALAU 2007]

怖い顔のクマノミ(笑)

ニモの印象が強くて可愛らしいイメージでをもたれてるクマノミですが、
実はけっこう気の強い魚で、あまり近付いて撮影しようとするとキバをむきだして攻撃してくることもあります。
もともとスズメダイの仲間は縄張り意識が強く、気性の荒いタイプが多い種類。
このクマノミもスズメダイ科の魚なので例外ではありません。

「クマノミは可愛い」...という先入観がない人が、この顔をみたらちょっと怖いと感じますよね。

大きなバラクーダやサメ、ロウニンアジ...肉食の魚は数多く存在しますが、
そいつらが人を襲うことって、まずありません。
けど、スズメダイの仲間はダイバーが縄張りに近付くと、ビュンって近付いていきなり噛み付いてきます。
まぁ、この小さな口と歯でウエットスーツやフィンを突いても痛くはないんですけどね。。(^^;)

そんなわけで、ニモの映画が公開されたとき「FINDING(ファインディング)NEMO」ではなく、
「FIGHTING(ファイティング)NEMO」だと思ってました。(笑)

そういえばクマノミの英名は「アネモネフィッシュ」ですけど、
和名であるクマノミっていう名前の意味することってなにかな??
熊とは関係ないと思うけど、どんな意味があるのかな?

いっぽう、こちらはクマノミよりもさらに鮮やかなオレンジ色の「フレイムエンジェルフィッシュ

こちらはスズメダイ科ではなく、ヤッコダイの仲間。
目つきも口元もクマノミと違って可愛いヤツです(^_^)

名前のフレイムは「Frame(額縁)」ではなく、「Flame(炎)」のこと。
炎のような色のエンジェルフィッシュってことですね。
ちなみに淡水熱帯魚で有名な「エンジェルフィッシュ」とはまったく関係なく、
ヤッコダイの仲間を英名で○○エンジェルフィッシュという名前が多く存在しています。

穴の奥とかに隠れてることが多いのですが、
薄暗い岩の隙間に炎が灯ったような眩しいオレンジ色が人気の魚です。

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ヤングなナポレオン [PALAU 2007]

ナポレオンの若魚

成魚になると、深いグリーンでピッコロ大魔王のようなナポレオンも、
若いころは白と言うか灰色というか...そういう色をしています。

オデコのこぶもまだまだ発育不良ですね。
昨日の記事に引き続き、新成人って感じかな?

成魚の姿をアップした過去記事をリンクしておきますね。

水中に架かる虹のアーチ:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2005-04-01
Alii Palau !!:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2005-07-31
青いリラクゼーション:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2007-03-24
皇帝:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2007-10-09

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こちらは「ホオスジタルミの幼魚

珊瑚礁の隅のウミシダやウミウチワ周辺でこっそりと隠れてるようで目立ってます(笑)
白黒模様の可愛らしい魚で幼魚のうちは単独で生活し、大きくなると成魚群に混ざっていく...
擬態とは全く違うし、そういう習性の理由がイマイチわかってませんけど、
このモノトーンをみつけると写真に撮りたくなっちゃいます♪

ホオスジタルミの成魚の写真は撮影意欲が沸かずに撮って無いので、
yahooあたりで検索してみてくださいねー

幼魚とは全く違う、黒っぽくて、愛想のない魚がヒットすると思います。(笑)

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