ピンク☆ピンク [伊豆大島 2006]
大島2006の最後の写真になります。
「ウミタケハゼ」
カメラ :Nikon F90X
レンズ :Nikkor105mm micro
ストロボ:Sea&SeaYS90DX2灯
フィルム:RVP
ピンク色のソフトコーラルに着くウミタケハゼです。
こういった写真はもう何度もアップしてるので説明の必要もないと思いますが、
似たような写真であっても、そこにあるソフトコーラルの色の違いで、
擬態するハゼの色彩も少しずつ変わってきます。
白っぽいほど、露出の調整も単調になりますが、
こういったピンクの場合は、パステル調にしたり濃い目のピンクにしたり...
背景のソフトコーラルへのストロボの当て方で、背景の雰囲気も変えて行くことも..
かなり個性を強く出せる被写体だと感じます。
水中写真の一番楽しい部分はこういうところかな。。。。
そういう、被写体が揃ってるのが伊豆大島の一番の魅力のような気がします。
てなわけで、久々にソネットフォトに写真をアップしました。
スライドショーをリンクしておきます。
お時間のある方は是非、ご覧くださいね。
ニヤニヤ( ̄▽ ̄) ノ [伊豆大島 2006]
「ミナミギンポ」
カメラ :Nikon F90X
レンズ :Nikkor105mm micro
ストロボ:Sea&SeaYS90DX2灯
フィルム:RVP
口をパクパクさせながら、穴から出たり引っ込んだりしてとても愛敬がある魚。
いつも大島に行くとエントリーしてすぐの浅い水深に居ることが多いです。
伊豆半島でも普通に見れますが、大島の方が個体数は格段に多いように思います。
ここでまたいきなり大島の記事に戻ってみましたが、
大島でも、東伊豆でも、それほど魚種に差がないので、
違和感無いじゃん。。。って思ってる今日この頃。(笑)
しかも、大島は昨年の11月なのに、
つい最近のような気分で記事をアップしています(^^;)
おそくなったついでと言ってはなんですが...
大島に行く熱海港でのヒトコマ。
みかん売りのオジサンが山盛りでみかん販売に。。。
滅多に見かけない、この荷台は手作りかな?(^^;)
荷台は売る気満々なのに、オジサンは売る気もなく休憩してばかり...
呼び込みしなくちゃお客さん来ないよーーww
話がまとまっていませんが、
ミナミギンポのように細かいことは気にしない笑顔で、
本日の記事を終えたいと思います。(笑)
ジョーフィッシュ [伊豆大島 2006]
「ジョーフィッシュ」
カメラ :Nikon F90X
レンズ :Nikkor105mm micro
ストロボ:Sea&SeaYS90DX2灯
フィルム:RVP
ジョーフィッシュといえば、初島が有名ですが、伊豆大島でもレギュラーです。
個体数では初島が断然上ですが、撮影しやすい人慣れしてるという点では大島の方が上でしょう。
きょろきょろと目を動かしてこちらの様子を伺っている仕草がとても可愛らしいサカナです。
大きな目と、大きな口がチャームポイント♪
どことなく、オバケのQちゃんの雰囲気です。
実はこのジョーフィッシュ、昨日の記事にアップした「アカオビコテグリ」を撮影してる間、私の脇の下あたりでじっと辛抱していた子なんです。
居るのは分かってたんだけど、アカオビを優先してるうちにうっかりコイツの巣穴の上に覆いかぶさるように...
辛抱強い子でよかった。(^^;)
ちなみに、ジョーフィッシュの巣穴に石ころを落とすと、
その石を口にくわえて穴の外に運び出す様子が見れることも。
現在、伊豆海洋公園でもジョーフィッシュが見られていますが、
その個体はとてもシャイで石遊びには付き合ってくれないようです。(笑)
アカオビコテグリ [伊豆大島 2006]
「アカオビコテグリ」
伊豆半島でも、少し観察されてますが、個体数は少ないようです。
伊豆半島から少し離れた伊豆大島では、観察例もかなり多いように思います。
カメラ :Nikon F90X
レンズ :Nikkor105mm micro
ストロボ:Sea&SeaYS90DX2灯
フィルム:RVP
見た目は伊豆半島にたくさん生息してるヤマドリに似てますが微妙に違う...
「伊豆海洋公園で撮影したヤマドリ」
少しの違いですが、珍しさでは断然差がつく個体。
こういうのは、水中観察を続けてるダイバーや魚類学者以外には興味の持てない分野かな?
ま、そんな細かいところを見分けて水中でニヤニヤするのがダイバーですからね(笑)
その名前が示すように「テグリ」の仲間です。
このブログでもたびたび記事にしてるニシキテグリは記憶に残ってる人が居ると思いますが、
それと比較しても色彩の違い、背びれの形状の違いが目立ちます。
けれど、よく見ると同じ顔つきで、同じような仕草...
違いを見つけるのと同様に、同族の魚の共通項を見つけるのも楽しみのひとつだったりします。
ココへご来場のダイバーではない方は、
その辺の共通項探しでもしていただけたらと思います。(^_^)
テグリ関連の記事はコチラ...
ミヤケテグリ:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2007-01-14
ニシキテグリ:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2005-01-25
コウワンテグリ:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2007-01-09
ホシベニサンゴガニ [伊豆大島 2006]
「ホシベニサンゴガニ」
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甲羅の大きさは1cmに満たないほど小さなカニ。
そのぶん大きく広げた腕で、力強さをアピってるのかな〜
背中の一対の三日月模様と甲羅と同じくらいの大きさの大きなハサミが特徴。
岩や、サンゴの隙間で隠れるようにしてるカニより、
ハサミを広げて大胆なパフォーマンスをしてくれるので、
写真に撮るのが楽しくなるカニです。。
伊豆海洋公園や伊豆大島では、ほぼ通年見られてるようです。
大瀬崎ではあまり聞かないけど...居るのかな?
カメラ :Nikon F90X
レンズ :Nikkor105mm micro
ストロボ:Sea&SeaYS90DX2灯
フィルム:RVP
過去にも何度か記事にしてるので、興味のあるかたは過去記事も合わせてご覧くださいね。
水中の三日月:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2005-03-22
カニの隠れ家:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2005-06-07
青い星に住む :http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2006-03-17
南の海からこんにちは! [伊豆大島 2006]
「ナンヨウハギ(yg)」
大人になると20〜30cmくらいになりますが、
この個体は5cmくらいの子供です。
沖縄あたりでは、ごく普通に見られますが、伊豆周辺で見られることは稀。
なので、沖縄では「ナンヨウハギを撮影に行こう」ということは滅多にないと思いますが、
伊豆大島ではとても貴重な撮影だったりします。(^_^)
(一般的には高知県より南での確認が報告されています)
というわけで、南からの暖流に流されて来たこの子には、一緒に群れをつくる仲間が居ません。
なので、こうやって同系色のソラスズメダイの群れに混ざることで自分の居場所を作っているのかな?
ソラスズメと一緒に群れるのも伊豆でしか見れない貴重なシーンかなって思います。
誰とでも仲良くなってしまうところが、
映画「ニモ」でマーリン(ニモパパ)のパートーナー「ドリー」に抜擢された理由かもしれませんね♪
カメラ :Nikon F90X
レンズ :Nikkor105mm micro
ストロボ:Sea&SeaYS90DX2灯
フィルム:RVP
「好奇心」 [伊豆大島 2006]
「イロイザリウオ(現イロカエルアンコウ)」
岩礁のカイメンに住みついたイロイザリウオの赤ちゃん。
大きさは1cmくらい。
カイメンの影に隠れるように。。。
でも、撮影してるこちらの様子も気になるし。。。
「やばそうだ、、、逃げようかな?」
「けど、もうちょっと近くに見に行こうかな?」
恐れる気持ちと好奇心が交互に顔をだしてるような。。。
そんな、迷える表情が子供らしくて可愛いでしょう?(笑)
カメラ :Nikon F90X
レンズ :Nikkor105mm micro
ストロボ:Sea&SeaYS90DX2灯
フィルム:RVP
※今年の2月から「イザリウオ」から「カエルアンコウ」に名称変更したので、
これを撮影した昨年11月の時点ではまだイザリウオでした。
というわけで、イザリウオという呼び方で記事にするのはこの記事で最後になると思います。
(すでに2月以降に撮影したコンデジ撮影による伊豆半島のイザリはカエルアンコウと表記して記事にしています)
アンコウって表記に変わった途端、「食えるの?」とか聞かれることが多いですが、
成長しても10cm程度なので、食用向きではありません。
アンコウの仲間に属してるカエルのような顔をした魚という捕らえ方をしていただけたらと思います。
うるわしのColor Girl [伊豆大島 2006]
くちびるツンと尖らせて〜♪
何かたくらむ表情は〜〜♪
...はなやいで うるわしのColor Girl
by 大滝詠一:君は天然色
そんな歌を思いださせる、色鮮やかな水中のマドンナ♪
「クダゴンベ」
カメラ :Nikon F90X
レンズ :Nikkor105mm micro
ストロボ:Sea&SeaYS90DX2灯
フィルム:RVP
クダゴンベに関しては過去にも何度か記事にしてるので、
詳細は過去記事を辿って確認してくださいね。
フォトジェニック☆:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2005-02-19
オシャレさん♪http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2006-12-03
花が咲くように...:http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2006-12-05
ピンクが似合う♪http://blog.so-net.ne.jp/hal_park/2006-12-17
というわけで、梅雨明けが遅れてて夏休みになった気分も盛り上がりませんが、
夏休み記念企画ということで、伊豆大島の写真をホームページHAL's Ocean Park
にアップしました。
けど、大島に行ったのは...
去年の秋じゃん...
海はいつも夏の香ですからね..(^^;)
アップが遅れた言い訳は1000記事目に合わせたということにしておいてください(笑)
他にも全部で10枚の写真をアップしてあります。
水中写真に興味の有る方は、ホームページのほうも合わせてご覧くださいね!
ガラスのトキメキ [伊豆大島 2006]
また、ここで大島の記事に...
「アカホシカクレエビ」(体長3cm)
イソギンチャクに住み着く透明で綺麗なエビ...
ガラス工芸のような美しいエビです。
■■■
「ヒトデヤドリエビ」(体長1cm)
オレンジ色のはヒトデです。
そのヒトデに住み着いてるので、ヒトデヤドリエビ。
シンプルな名前です。(笑)
ぱっと見は、オレンジ色に白い身体で目立ってる印象もありますが、
ヒトデの裏側の白い部分に隠れてることが多いので、
これでも擬態ということになります。
この他にも多くの甲殻類を見ることが出来ました。
大島は、生物の種類はとても多い島ですね!!
動いちゃダメ〜〜♪ [伊豆大島 2006]
ずっとセブの写真が続いてましたが、ここでいきなり伊豆大島の写真に...
先日、一眼レフ(フィルム)での写真もスキャンできたので、
それもまた追々とブログでもアップして行きますね。
今日の写真はコンパクトデジカメのものですが、可愛らしい人気者タツノオトシゴです〜♪
「ハナタツ」
正しくはタツノオトシゴと別種ですが、数年前までは同じ種類に分類されていました。
ダイバーはもちろん、水族館でも人気だし、アニメとかでも多く登場しますよね。
ドラゴンのような形が人気なんだと思いますが、
その性格は隠れてばかりの気の弱い控えめなコです。
見つけるとすぐ後ろ向いちゃうし...
また、すぐ海藻などの影に隠れてしまったり。。。
この黄色い方は妊娠中かな?
水中のうねりに合わせて海藻と一緒にユラユラユラユラ〜〜〜
タツ君は、うねりに合わせてのんびりとしてますが、
撮影する方はイライラしてます。(苦笑)
一枚撮らせてくれたらすぐ消えるので、大人しくしてください!!(^^;)